krtek@Japan

日曜日, 3月 26, 2006

長時間労働・情報漏洩・教員

なぜマスコミではこういう当たり前の常識的な議論がなされないのでしょうか・・・

水曜日, 3月 22, 2006

あーやばい

SONY BRAVIA
こんなのをつくってみようと思いつくのがすごい。

月曜日, 3月 20, 2006

自由になあれ

引越に伴って、いろんなものを捨てる。あ〜きもちいい。

以前は、ものが増えていくことに満足感を覚えていたのだが(とくに本とかCDとか)、ここ最近は自分にとって必要なものだけ選ぶ、という行為がきもちいい。ものが減ると減っただけ自由になった気がして。

ここ最近金がないせいで、欲しいと思った本でもまず一度図書館から借りて読んでみてから買うかどうか決めるようにしている。

けど、実際読んだ後に買って手元に置いておきたいと思う本はほんとに少ない。10冊に1冊あるかないかぐらいなもの。けっこう重要な発見。

本の情報はストックじゃなくてフロー。頭の中の情報がストックなんだという転換。

ストックを入れとく器は、どーもでかい穴が空いてるらしく、いつの間にか中身がごそっと減ってて困るけど。

まあ最後の最後は灰になるんだしいいか、ってかんじでここはひとつ。

需要の喚起、デフレ脱却!

近々引越をする。今度行くところは狭いので、今使っている25インチのブラウン管テレビは処分してしまおうと思う。

じゃあ替わりにどうするか?スペースは限られている。

1)今はやりの薄型テレビ
2)パソコンの画面で見られるようにする。
3)15インチくらいのブラウン管

1)はそんな金ないので即却下。

2)は、テレビ以前にパソコンを買う必要がある。パソコンを買ったとしても、どうやって見るかが問題。iMacで見るにはキャプチャがいるらしい。デスクトップ用の液晶にはビデオ入力が着いているものがあるらしいので、それにDVDレコーダをつなぎ、そっちのテレビチューナーで見るか。iBookになんとかしてつなげないかな?

でもそれだとスイッチひとつで作動する手軽さはないので、やはり3)かな、安くすみそうだし。

んーんー、と悩み続けた末、ふと気付く。

そもそもそこまでしてテレビみたいんか?おれは。

そういえば前から思っていたが、日経とか読んでいると、地デジが見られる携帯だロケーションフリーだなんだと毎日花盛りであるが、それでどんな番組を見るつもりなんだ?

最新デジタル技術を駆使して、細木数子のご神託でも賜るのだろうか。

いや、たぶん消費者のほとんどは今のところテレビ機能なんか興味はないんだろうけど、音楽ダウンロードみたいに、実装されちゃえば、みんな使うようになるんだろうなぁ。そして経済は回る。みんなしあわせ、細木数子もしあわせ。なむ。

土曜日, 3月 18, 2006

第二庁舎?

街を歩いていたら、「シティホール仙台」という建物があった。
どうみてもマンションにしか見えないのだが、「市役所仙台」ってことですよね?

それともcity hall じゃなくて、city hole?
「都会の穴倉・仙台」。
巣箱がたくさん並んでいると思えばたしかにそういう感じかもしれないが、そんなネガティブな名前付ける必要ないし。

それともあれか、「マルコヴィッチの穴」の仙台版で、梅原市長の脳内に潜入できるとか。一度経験すると世界観が変わる、伝統大好きごりごり保守主義者に生まれ変われるってか。

全米が、泣いた・・・・

チュートリアル

関西に住んでいたときは毎日のようにテレビで見ていた。
勢いだけ、テンションだけの芸人が多い中、独自のセンスで笑いを構築していて、笑いで涙が止まらず腹をよじれされながら「すげー」と感心していた覚えがある。

こりゃあ全国的にブレイクするのもすぐだなと確信していたのだが、数年たった今でも全国放送ではほとんどお目にかかることがない。

どうしてだぁ。あのセンスみんなわかんないのかなぁ。

それが今日、久しぶりに漫才を拝見。

泣けました・・・あのときの感動ふたたび。

このところお笑いには関心がなくなりつつありますが、彼らだけはチェックしていこうと思います。

日曜日, 3月 12, 2006

生・関岡さん

「拒否できない日本」の著者、関岡英之さんが、まる激に出演。

ちょっとぉ、関岡さん、イケ面じゃあないですかあ!!!

本の裏表紙の黒ぶちメガネの印象とは全然ちがう!
どこかのITベンチャーの社長かなんかみたい。
神保さんと同級生とはちょっと思えません。。

それもびっくりだが、3時間にもおよぶ議論もたいへんおもしろかった。
日本がアメリカにいいようにやられてしまっているのを、具体的な事例をたくさんあげてくれるので、無知な私にもものすごく説得力がある。
これまでも、宮台さんが同じようなことは言ってきているのだけれど、宮台さんは抽象的な枠組みばかり言うので、ずっとわかったようなわからないような感じだったのだ。そのことは関岡さんの話を聞いてから気付いた。

歴史にも造詣が深く、アメリカのやり方の歴史的位置づけもわかるし、歴史的観点からの将来の展望も説得力がある。
学校で歴史を勉強するのは未来に生かすためだ、みたいなことがよく言われるが、生かすための具体的な方法はだれも教えてくれなかった。今回はじめて、関岡さんにその方法の一端を教えてもらった気がする。

語り口もねぇなんかいいんだよな、すごく好感もちました。

以前、「拒否できない日本」を読んだときに抱いた疑問、「竹中平蔵とかがアメリカの意向を実現しようとする動機はなんなのか」「マスメディアがこの問題を報道しないのはなぜなのか」についても神保さんが番組の中でそのものずばり問うてくれていて、それにも一応解答を出してくれててうれしい。

理論の宮台さんと、実証の関岡さん。
いい亜細亜主義者コンビではないですか。これから二人でなんかやってほしいなぁ。

月曜日, 3月 06, 2006

牛糞からガソリンやバニリンを生成

■日本の研究者、牛糞からガソリンやバニリンを生成 ■
< http://hotwired.goo.ne.jp/news/20060306304.html >
産業技術総合研究所の協力を得た東京農工大学の研究者が、ウシ
の糞からガソリンを作ることに成功した。5年以内に燃料供給源
として実用化したいと話している。また、積水化学工業と国立国
際医療センター研究所の共同研究では、ウシの糞からバニラの芳
香成分(バニリン)を抽出することに成功している。
[Technology]


この手の「画期的な」エネルギー技術というのは、たいてい話題だけでコストが合わず、結局研究室どまりなんだけれども、バニリンのほうはコストも安いらしい。
商品化するなら、牛糞バニラのパッケージには、ちゃんと「原材料・牛糞」って書いて欲しいな。

土曜日, 3月 04, 2006

前頭葉産業

タイトルは茂木健一郎さんの言葉の引用。


「前頭前野」の活性化を掲げて、ゲームや本を売りまくっている大学の先生がいる。
この前はNHKの週刊こどもニュースにまで出てたっけな。

「テレビゲームをやると最初は前頭前野が活性化するけど、慣れてくるとあまりはたらかなくなる。」
「友だちと話したりすると活性化する。」
「料理なんかも脳にいい。」
「小学生中学生くらいがいちばん脳が発達するときだから、一生懸命勉強するのも脳に効く」

つまり、「ゲームはほどほどに、ひきこもりにならず、おうちの人のお手伝いもして、勉強しろ」ってこと?
親や教師の意向に「前頭前野」という科学的根拠らしきものをくっ付ける役回りみたいに見える。

そういえば番組中、何度も「先生たちの考えでは・・・」と断ってから、解説してたっけな。
つーことは、まだ実証されてない、学問的にはまだ認められていない、ってことじゃないのかよ。

どうもうさんくさくて仕方がないのだが、あまり批判されているのを見たことがないなぁ。


ただ、その先生には実はトラウマというか負い目がある。
先生の研究室の被験者のバイトを申し込んだのだが、実験日を間違えて当日ばっくれました。
その節は誠に申し訳ありませんでした・・・・
そろそろ時効かな・・・

金曜日, 3月 03, 2006

センスいいなぁ。

ANAGO - The japanese manga hero everybody knows

木曜日, 3月 02, 2006

ブータンの戦略

ブータンを旅行した人の書いた旅行記を読む。 
ブータンへの外国人の旅行はすべて政府が管理していて、年間4000人ほどしか受け入れず、しかも滞在費用は一律一日$220とるという。$220のうち35%が政府へ納めるお金である。

1日$220で、年間4000人、一人が平均2週間滞在するとすると、政府の収入は約5億2000万円。
ブータンは人口60万人なので、日本の人口規模に合わせて2000倍にしてみると、約1兆300億円。
これは相当大きな規模の収入と言える。
それに残りの65%もホテルや食事などとして民間に落ちる。

隣国のネパールでは無制限に外国人が訪れるので、キャンプのために木が切られ、汚物で汚染が進んでいるという。
しかし、ブータンでは外国人の入国制限をしていることで、山の環境も保全され、豊かな自然が残っている。
そのことと年間4000人しか行けないという希少価値のおかげで、ブータンへ行ってみたいという人は減ることはないだろう。

滞在費が高額だから旅行客はリタイヤした裕福な人々が中心で、人数が少ないので、治安の悪化の心配もなく、外の文化が急激に入ってくることもない。

読んだ本の著者は、共産主義国家みたいな非効率が残っているから高額なんだ、と言う。外から来る人から見ればそれは困ったことなのかもしれない。しかしこれこそが、希少価値と客単価を高めて大きなリターン、というブータンの戦略なんじゃないだろうか。

日本の自然の豊かな自治体もこういう半鎖国政策をやったらどうだろう・・・・住民がいなくなるかな。